動物の問題は「人の生きづらさのサイン!」こんなアングルがあるのか!参加者の声
2月3日開催
人にも動物にもやさしいまちづくり
~滋賀県・甲賀市の実践に学ぶ~
ペット共生公開勉強会は、はるばる滋賀県からお越しいただいた講師をお迎えし、実現することができました。
多頭飼育崩壊や、高齢者がペットと暮らせなくなる問題――。
こうした出来事は、単なる「動物の問題」ではなく、「人の生きづらさのサイン」でもあります。
今回お迎えしたのは、滋賀県動物愛護推進員であり、「こうが人福祉動物福祉協働会議」の立ち上げから中心的役割を担ってこられた田中ヒロヤ氏です。
甲賀市では早くから、人の福祉関係者や行政と連携し、市ぐるみ・県ぐるみで、人と動物の福祉を両輪で進めてきました。
同協働会議は、動物の問題を「動物部署だけの課題」にせず、人の福祉の問題として捉え、未然防止に力を入れてきた全国でも先駆的な取り組みです。今やモデルケースとして注目されています。
「生きづらさ」を抱える人たち、
「問題」と感じていない人たち、
SOSを出せない人たち――。
そうした方々がどれほど多く存在しているのか。
問題として表面化する前にどう支えるか。
未然防止と啓発活動の大切さ、地域や福祉関係者との連携、人材育成、子どもたちへのアプローチなど、現在進行形の実践についてお話しいただきました。
とてもこの時間では語り尽くせないほどの内容で、私たちは目からウロコの視点と、たくさんのヒントをいただきました。
当日は、前日に宮城県主催の多頭飼育問題研修に参加されていた、滋賀県動物保護管理センターの主幹・吉田氏もご参加くださいました。
動物行政と福祉部局が一体となった取り組みや、未然防止の実践についても、貴重なお話を伺うことができました。
平日の午前中にもかかわらず、時間休暇を取って参加してくださった方、市外から、さらには青森県から駆けつけようとしてくださった方(大雪のためアーカイブ参加に切り替え)もいらっしゃいました。
会場参加21名、アーカイブ参加12名、合わせて30名を超える皆さまにご参加いただき、「現状を変えていきたい」という想いが集まった勉強会となりました。
講演会終了後には、時間の許す方々と地元交流会も開催しました。
田中氏、吉田氏ともに、帰りの時間まで惜しみなくお付き合いいただき、私たちの活動にも温かいエールを送ってくださいました。
単なる動物愛護推進員にとどまらない、多彩な顔と魅力をもつ田中氏、そして吉田氏から、たくさんのヒントと後押しをいただきました。
「微力でも無力ではない」(ハチ鳥クリキンディの言葉)
「無理なくできるところから」
この言葉を胸に、ここ宮城県・仙台市でも、私たちは動き出せる。
そんな高まりと充足感に包まれた研修会となりました。
このご縁と出会いに、心より感謝申し上げます。
【参加者アンケートより抜粋】
- ・ヒントがたくさん見つかりました。扉が開かれる気がします。
・動物だけでなく、福祉の視点で考える大切さを感じました。
・「顔の見える関係」を続けてきた成果に心を打たれました。
・「事後ではなく予防」という言葉が印象に残りました。
・知らなかった視点に出会えました。自分も微力ながら関わりたいです。
・熱が伝わってきて、1日中聞いていたいと思いました。
・全国に広がってほしい活動だと感じました。希望の光が見えました。
・自助・共助の大切さがよく分かりました。
